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ボルダリング用語完全ガイド:初心者から上級者までの必須知識
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はじめに

ボルダリングは、壁を登る際に使用する専門用語が数多く存在するスポーツです。これらの用語を理解することで、ボルダリングの世界をより深く体験できるようになります。本記事では、ボルダリングの基本的な用語から上級者向けの専門用語まで、さまざまな側面から紹介していきます。初心者の方も、経験者の方も、ぜひ最後までご覧ください。

基本用語

bouldering

ボルダリングを始める上で、まず知っておくべき基本的な用語を解説します。

ホールド

ホールドとは、手足を掛ける突起物のことです。ボルダリングでは様々な形状のホールドが壁に設置されており、それらを上手く使い分けながら登っていく必要があります。ホールドの種類には、ガバ(くぼみ)、カチ(エッジ)、スローパー(斜面)、ボテ(球形)などがあります。

ホールドの持ち方も重要です。オープンハンド(平手)、クリンプ(指先)、アンダー(手の甲)などの持ち方があり、用途に合わせて使い分ける必要があります。初心者は平手が基本となりますが、徐々にクリンプなどの難しい持ち方にも挑戦していきましょう。

課題

課題とは、ホールドを使って登るコースのことです。ボルダリングジムには数多くの課題が設定されており、それぞれ難易度が色分けされています。初心者は緑や黄色の簡単な課題から始め、徐々に難易度を上げていくことが重要です。

課題には、スタートとゴールが指定されています。スタートではしっかりと足場を作り、ゴールまで安全に登り切ることが目標となります。完登できた課題のグレード(難易度)を参考に、次の課題を選ぶといった具合です。

グレード

グレードとは、課題の難易度を表す指標です。ボルダリングのグレードは、国や地域によって表記が異なります。一般的には、8級や7級が最難関、5級や4級が中級者向け、10級や11級が初心者向けとされています。

自分のレベルに合ったグレードの課題から始め、徐々に難しいグレードにチャレンジしていくことが大切です。ただし、無理は禁物。自分のペースを大切にしながら、楽しみつつ上達していきましょう。

ムーブと技術

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ボルダリングでは、様々なムーブ(動作)や技術が重要となります。上達するためには、これらのムーブや技術を習得することが欠かせません。

基本的なムーブ

ボルダリングには、いくつかの基本的なムーブがあります。例えば、ランジはホールドに片足を乗せて体幹を安定させる動作、ヒールフックは踵をホールドに掛けて体を支える動作、トウフックは爪先をホールドに引っ掛けて体重を支える動作などです。

また、スメアリングは足の裏をホールドに密着させる技術、ステミングは両足を逆方向に広げて壁を挟む技術などもあります。これらのムーブや技術を組み合わせることで、さまざまな課題をクリアできるようになります。

上級ムーブと技術

上級者になると、より高度なムーブや技術が必要となります。例えば、ニーバーは膝と足を使って体を支える技術、フラッギングは片足だけをホールドに乗せてバランスを取る技術、ジャミングはホールドに手や足を強く押し込む技術などです。

さらに、デッドポイントは一瞬的に無重力状態となって次のホールドに手を伸ばす技術、ダイナミックムーブは跳躍を伴う激しい動作なども重要となります。これらの上級ムーブや技術を習得することで、ボルダリングの新しい領域が開けてくるでしょう。

トレーニング

ムーブや技術を上達させるためには、トレーニングが欠かせません。指の強化、上半身のパワートレーニング、柔軟性の向上など、様々なトレーニングメニューがあります。

また、ウォーミングアップとクーリングダウンも重要です。ウォーミングアップでは、怪我を防ぎながら体を温めることが目的。クーリングダウンでは、筋肉の冷却や回復が目的となります。計画的にトレーニングに取り組むことで、着実にレベルアップできるはずです。

ボルダリングジムの用語

rock climbing

ボルダリングをジムで行う場合、ジム特有の用語も知っておく必要があります。

セッション

セッションとは、ボルダリングジムに行き、課題に挑戦する時間のことです。一人でセッションすることもできますし、仲間と一緒に行うこともできます。仲間と一緒だと、お互いにアドバイスをしたり応援し合えるのでモチベーションも維持しやすくなります。

セッションの際は、ウォーミングアップを怠らず、必ずクーリングダウンも行いましょう。また、休憩を取りながら無理のない範囲で登ることが大切です。効率的なセッションを心がけることで、着実に上達できるはずです。

セッター

セッターとは、ジムの課題を作る人のことです。ルートセッターとも呼ばれ、ボルダリングの経験が豊富で高い技術を持つ人が務めています。

セッターは、ホールドを配置し、難易度やムーブなどを決めて課題を作り上げます。さまざまな工夫を凝らして面白い課題をつくることが、セッターの腕の見せ所です。ジムに通う人にとって、セッターはなくてはならない存在といえるでしょう。

クラッシュパッド

クラッシュパッドとは、落下の際の衝撃を和らげるための特殊なマットのことです。ボルダリングでは高さがあるため、落下の危険性が常にあります。そのため、クラッシュパッドを使用することが推奨されています。

クラッシュパッドは厚みがあり、しっかりとした衝撃吸収力を備えています。初心者でも安心してボルダリングを楽しめるよう、しっかりと設置しましょう。また、パッドの上に立ったり飛び跳ねたりすることは避け、落下時の着地専用と心得ましょう。

コンペティション用語

climbing

ボルダリングには、コンペティション(競技会)特有の用語も存在します。コンペティションに参加する場合や動画を見る際は、これらの用語を知っておくと便利です。

アイソレーション

アイソレーションとは、選手を隔離する場所のことです。コンペティションでは、他の選手のパフォーマンスを見ることができません。そのため、アイソレーションと呼ばれる部屋に入り、自分の順番を待つ必要があります。

アイソレーション内では、ストレッチやウォーミングアップを行うことができます。しかし、あまり長居すると体が冷えてしまうので、時間配分には注意が必要です。自分の番が近づいたら、メンタル面でも万全の準備をして臨みましょう。

アテンプト

アテンプトとは、課題に挑戦することを意味します。コンペティションでは、一般的に選手に与えられるアテンプト数に制限があります。そのため、アテンプトを無駄にしないよう、しっかりと作戦を立てる必要があります。

例えば最初の1、2アテンプトではオブザベーションを行い、その後本番アテンプトに入るといった具合です。難しい課題では、全てのアテンプトを使い切ることもありますが、そうならないよう注意しましょう。

ゾーン

ゾーンとは、課題の一定区間をクリアすることを指します。コンペティションでは完登はできなくても、一定区間までクリアすればゾーン認定を受けられます。

ゾーンまで到達できれば、競技の過程で一定の得点が与えられます。完登はできなくても、最後までベストを尽くしてゾーンまで到達することが重要となります。ゾーンの線引きは公平に行われるため、レフェリーの判断を仰ぐ必要があります。

まとめ

本記事では、ボルダリングの様々な用語について解説してきました。基本的な用語から上級者向けの専門用語、ジムの用語、コンペティション用語など、幅広い分野をカバーしました。

これらの用語を理解することで、ボルダリングの奥深い世界がより身近なものとなり、上達への道筋も見えてくるはずです。用語の理解を深めながら、実践を重ねることが上達への近道といえるでしょう。

まだまだボルダリングには数多くの専門用語が存在しますが、一歩一歩着実に学んでいけば、必ずやマスターできるはずです。これからもボルダリングを楽しみながら、さらなる高みを目指していきましょう。

よくある質問

ボルダリングの基本的な用語について教えてください。

ボルダリングをする上で知っておくべき基本的な用語には、ホールド(手足で掴む突起物)、課題(登るコース)、グレード(難易度)などがあります。これらの用語を理解することで、ボルダリングの世界をより深く体験できるようになります。

ボルダリングのムーブや技術について詳しく知りたいです。

ボルダリングには、ランジ、ヒールフック、スメアリングなどの基本的なムーブや技術があります。上級者になると、ニーバー、フラッギング、ジャミングなどの高度なムーブや技術が必要となります。これらのムーブや技術を習得することで、さまざまな課題に挑戦できるようになります。

ボルダリングジムで使われる用語を知りたいです。

ボルダリングジムでは、セッション(課題に挑戦する時間)、セッター(課題を作る人)、クラッシュパッド(落下の際の衝撃を和らげるマット)などの用語が使われます。これらの用語を理解することで、ジムでの活動がより円滑になります。

コンペティションでの用語について教えてください。

ボルダリングのコンペティションでは、アイソレーション(選手を隔離する場所)、アテンプト(課題に挑戦すること)、ゾーン(一定区間をクリアすること)などの用語が使用されます。これらの用語を知っておくと、コンペティションをより理解しやすくなります。

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